38話を描き終えて

38話は色々新しいことにチャレンジした回になります。瞳の塗り方を変えていったり、背景を丁寧に描くように心がけたり、トーンも新しい手法を試してより少女漫画っぽいほわほわした雰囲気がどうやったら増すのかなと考えたり…。反省点はまた次回に活かしたいと思います!

 

ストーリーの面では、やっと日向子との電車のシーンにに返ってきてお待たせしました!って感じです。33話から4か月待たせてる…。ごめんなさい。

 

11話は日向子がいじめられていてどん底、海星はニコニコ明るい感じに描いているんですが、やっとここで海星も日向子と同じかそれ以上にどん底だったことが分かる…って流れです。そこまでたどり着くのに20話くらいかかってるのは…ぐだってるかな…編集能力もっと高くなりたい。あれもこれも描きたいとなるとついつい長くなっちゃうよね!

 

主要キャラは、それぞれ異性として魅力的なポイントをハッキリビジョンとして持っています。海星の場合はビジュアルや性的な色っぽさではなく、仕事面で男らしさや力強さを発揮するよう描けたらいいなと思っていて、「底知れない才能」をポイントとしてます。仕事できる男ってモテるじゃん?っていうのが海星。

 

ですので海星のストーリーにおいて、日向子は重要人物ではありますが、恋愛というよりは家族愛や仕事に重きを置いた人物なので、仕事に一途!そんな人生の中に恋もあるよーみたいな話になってしまった。少女漫画にでてくるイケメンっぽさ(壁ドンしたり、急にキスしたり、ちょっとエッチな雰囲気になったり)が今までほぼない。それでも海星を好きと言ってくれた読者の方には感謝(´;ω;`)ウゥゥ

 

逆に日向子は、男性に好まれそうな女性を意識して考えたキャラです。黒髪で、癒し系で、控えめで、優しくて…みたいな。女性からしたらちょっとイイコすぎて「こんな子おるんかいな」と鼻につくキャラ。でも一見理想的な彼女が実はいじめられていたり、苦労している面を描くことで、理想と現実のギャップというのを生み出していければと思いました。

あとは、歌子は日向子とは性格が全然違うのに仲良しでいることでお互いの好感度があがっているところがあるのでは?と思います。日向子単体ではなく二人一緒で完成!みたいに思っています。

 

 

さて、やっと海星の過去もわかってスッキリしたわけです。

個人的にはここからが描きたかったところだから、頑張っていきたいところ。と、とにかく長かった…。スタミナ消費する章だった…ちょっと休みます。(倒)