MOOЯあとがき

この章は非常に描きにくい章でした。

 

1.光輝について

光輝というキャラはこの漫画を通して描きにくさを痛感しました。

 

彼の本性というのは灯の過去を乗り越えてから見えてきます。それまでは暗いし、心を閉ざしている状態ですのでジミキャラに拍車がかかり、彼を魅力的に描くことがとても難しかったです。

 

この章からは意外に肉食というか男らしいところも見えてきます。それが本来の彼の性格です。(灯と過ごしていたころの彼もこんな感じでした。)

 

2.海星人気問題

また、この章では海星が出てこなくなった瞬間視聴率下がる問題を抱えていました。(笑)

ただそんな中であっても、読み続けてくれる方々がいて、嬉しかったです。感謝しています。

 

確かに、光輝は海星のような派手さがないので、海星を主人公にした方がよかったのかもしれないと後悔しました。でも、いまさらそんなこと言っても仕方ないしね!キャラはみんな自分の子供のように平等に愛したい、それぞれの話をちゃんと描きあげたいです。この章で少しでも水門、光輝を好きになってくださった方がいらっしゃればなと思います。

 

3.水門にとってのいい男
 水門のことはまだ謎が多いですが、彼女が思う理想の男性というのは、彼女の過去の経験が大きく関係しています。光輝は水門と出会った当初、女性に興味がなさそうな感じで、ひたすら無機質で、害がなさそうな感じでした。それでもって優しくて、安心感がある。それが水門には刺さったという感じです。理想の父親っぽい男性に憧れるところがあるのかなと思います。

 

水門にとって男性は腕力など力が強くなくていいんです、色っぽさもなくていいんです。これら男性的な象徴は全て水門の恐怖に繋がってしまうから。

 

逆に当初倬は強いし色気出しすぎだったので、水門が苦手な人そのものでした。倬に対する恐怖も時間をかけて徐々に薄れてはいったし今では水門も倬に気を許しています。スタート地点で光輝に大きく差をつけられているし、水門はすでに光輝のことが好きなので他の男性によそ見することはない性格かなと思います。

 

だけど、もし最初から倬がヘタレだったらこの章の終わり方は違っていたかなとは思います。倬と水門は決して相性が悪いわけではありません。だって皆様もうご存知の通り、実は異性に対して本来控えめなのは光輝ではなく倬さんの方です。

 

逆に光輝は後半水門に対する押しが強くなって、急に男らしさが見えてきます。これは光輝の本来の姿です。水門はもう光輝のこと好きになってしまっているから、押されて悪い気分にならない。たとえ男性キライだったのしても、光輝だけは特別になってしまいました。逆にいい効果を生んでいます。

 

恋愛というのはタイミングや縁もかなり関係しているかなと思います。

 

 

歌子のことも忘れていませんよ。今のところとてもかわいそうです。申し訳ない気持ちでいっぱい。彼女にもいいことがありますように…。

 

 

4.倬について

彼はいろんな顔がある人なので、最初の頃と今と印象が違うという人も多いのかもしれません。彼の言動は彼にとっては意味のあるものばかりなので「なんでそんなことするのか…」と私も止めたい半面ぐっとこらえて描いています。

 

5.MOOЯ(ムア)

という章のタイトルについて。実は反転しているだけで、本来は「ROOM」がこの章のタイトルになります。色んな意味が込められてるけど、そのひとつに「船を停泊したと思ったら、気づけば部屋の中だった」という意味のポルカドックセカンドアルバムMOOЯとかけてるというのがあります。ミナも気づいたら光輝の部屋に住むことになっていましたね(笑)


5.絵について

絵は紅ショウガあたりから、絵柄を少し変えていったのですがお気づきですか・・・。(気づかれてなかったらどうしよ)今までの絵が自分のイメージと違っちゃってて、ちょっと線が硬すぎかなとか悩んでました。どうしても筆圧濃くなっちゃって…。

そしたら今度は薄すぎて見にくかったり、もうダメだ~。才能無!

 

あと。色んなプロの漫画家さんの少女漫画を読んで・・・恥ずかしがっていてはダメだなと思いました。逃げずに積極的に色んなシーンに挑戦したいと思います。

 

もがきまくってるので今後も急にキャラの顔変わったらすみません(笑)前の方がよかったとかあったら注意してね。

 

上手くなりたいです~。


次の章はメインキャラが切り替わりますが、引き続き水門と光輝も絡んできます。結構ここから波乱続きですので、続きも読んでいただけたら嬉しいです。

 

漫画全体から見ても折り返しはもう過ぎたと思うので、これからの話は後半戦です。

 

後半戦が大事!!私もここからが描きたい内容であります。

 

絵がヘタでも読んでくれる人いなくても、ここまで描きあげるのだけは達成したい!と自己満足なところもありますが、次は今までノンストップで描いてきた理由がわかる章なので、頑張りたいと思います。


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コメント: 1
  • #1

    (」’ω’)」オォオォオ!!!ウウゥゥアアォオ!!!!!! (木曜日, 26 12月 2019 22:23)

    うおおおおん漫画読んでこちらも読んでうおおおおお(இ௰இ`。)!!!!!!!

    前半戦お疲れ様でした·····.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.ほんっとにほんっとに頑張ってて、長かったし、大変だったよね。ここからいよいよ後半戦、、!

    ミナとこーきのやり取りで、素直になれないというか、幸せになっちゃいけないと思ってるミナがあかりちゃんの事で悩んでたこーきと少し重なったりして·····
    お互いがお互いに辛い思いしてきたからこそこれからを支え合って行けたら·····いいな·····

    後書きも読んで·····そうだよね、たっくんの方が本来男らしさはないんだよねきっと。タイミング、ほんとにそれなんだろうな·····ひなちゃんとかいせーもタイミングが合わなければきっとお互いを知ることもなかったもんね·····

    って思ってたら波乱の展開になりそうな·····(இ௰இ`。)!!!!!!!あぁあん楽しみに·····待ってます·····(இ௰இ`。)