「ボクが天使だったころ」の解説

はじめに

最初に。

ここまで「ボクが天使だったころ」を読んでいただきありがとうございます。回想が4話も!正直いって長い(汗)ここまでお付き合いいただけたことを嬉しく思います。ありがとうございます。

 

もともとは海星を主人公にした別のお話がありました。ノート10冊くらいある結構なボリュームだったのですが、今回は本編中での「過去編」として描くことにしようと思い、色んなシーンを削って3話くらいにまとめようと考えました。結果、ちょっとオーバーぎみ…。編集能力乏しい(;'∀')

 

元のお話は、海星と他のメンバーとの関係性を軸に描いていく青春ものだったのですが、今回の回想は海星と母親の関係を中心に描く必要があったので、1話:海星の幼少期、2話:高校生 3話:大学生 4話:事件  という流れにしています。

 

!ネタバレ注意!

では、解説というか、1~4話を振り返っていきます。

4話分あるので長めだけど、興味ある方はお付き合いください。

 

 

海星は小さな島で生まれました。キレイな海に囲まれ、美しい空が広がる、温暖な気候の中で育ってきました。彼の音楽は彼の目に映った景色から生まれています。素晴らしい自然の中に幼いころからいたということが、彼の感受性を豊かにしてきました。

 

彼は家族にも恵まれています。優しい母、父、祖父母に囲まれて愛されてきました。経済的には満たされていなくても、心は満たされ幸せいっぱいです。なので彼は、真っすぐで素直な性格です。ちょっと無茶をする面もありますが、何があってもいつも母が守ってくれていたという安心感からきた性質です。

 

また、小さい頃は泣き虫だったという点がありますが、成人した後の彼は全く泣かない男性です。(なぜでしょう)

 

ちなみに、雨上がりに小学生の海星が泣いているシーンは、24話で日向子に披露したRAIMBOW LOADを作曲した瞬間を描いています。海星の処女作です。

 

 

※扉絵は実際にあった場面を元に描こうかなと考えて描いています。1話は海星と倬の出会いのシーンです。

 

 

 

2話は高校時代のお話になり、倬が彼の親友となっていきます。

 

ここはもっといろんなエピソードを描きたかった!

でも今回の本筋の「母との関係」とずれるので、ダイジェストでお届けしました…。

 

海星目線でメンバーを見たときに一番目立っているのは倬だと思いますが、倬は彼の人生において大きな変化をもたらした人物だからです。

 

これまで海星は、島の中の小さな人間関係で、自分の価値観とあう人を見つけられずにいつも一人でギターを弾いていました。そんなとき島の外から来た人間に初めて出会いました。

 

会ったことのないような人物で、性格も全く違うのですが、それが彼には新鮮でとても面白かった。ワクワクしたといった感じです。2人は生い立ちや表面的な性格は違いますが、根本的なところで意気投合できるような似たような部分があるのでは…というのを作中から感じ取っていただけていれば幸いです。

 

そして、この回では海星の恋愛についても触れています。

兄の恋人のことを幼い頃からずっと好きだった海星。その一方、好きでもない子と付き合ったりもしてます。

 

彼は自分が気に入ってる人物以外には無頓着で冷たい…誠実で真っすぐな性格かと思えば、もう一方では人を傷つけたりもする、アンバランスで危険性を兼ね備えている人物です。日向子に惹かれている今の彼も、手紙を読んだだけで彼女に恋い焦がれてしまうような危ない一途さがあります。

 

※扉絵は、バンド活動中のメンバーです。表情からそれぞれの性格を読み取っていただけたらいいなと思って描きました。光輝はほとんど登場していませんが、14話16話までですでに描いているので重複しないようにカットしました。

 

 

 

3話は大学生になった海星です。だいぶ生意気ぐあいが今っぽくなってきたかと思います。

 

ここでは、日本の本州(京都)に初上陸した海星が、今までとの違いに戸惑って居心地の悪さを感じていることを描きました。

 

コメント欄の読者の方々の声のとおり、元のバンドメンバーのありがたみを海星は感じています。

 

一方で、大学でも海星はいい友人に出会います。6号も性格は海星と違うけれど、夢に真っすぐなところは海星とシンクロします。海星は友人に恵まれているような…それは偶然なのか…それとも…。

 

さて、夢に真っすぐなのはいいけれど親に内緒というところが、彼の悪いところです。これについて16話で光輝にも怒られています。光輝が海星を注意してた背景が、この回想でなんとなくわかっていただけていれば嬉しく思います。海星がなんか危なっかしいことばかりするところを光輝もずっと見てきていますので…。

 

※扉絵は島に戻ってきて、倬と再会し「うっせぇ!バンドするぞ!」と海星が言ったときの別カットです。(本編では後姿しか描いていませんが、前から見たらこんな感じ)

 

 

 

最終回です。

 

作中でも台風が来ていましたが、話も急に雲行きが変わり大嵐が来たような流れにしています。

 

今までやってきたことのつけはある日突然訪れます。

 

大切な人と会えなくなる日もある日突然訪れるのかもしれません。

 

 

本当は、回想としてはこの1話だけを出そうと当初は思っていました。けれど、海星の母親がどんなに息子のことを大切に思って育ててきたか、その思いはやはり海星が生まれてきたときから、母親と一緒に海星を見守っていかないと、読者へ伝わらないのではと思い、4話構成にしました。

 

 

おわりに…

 

読者の方に伝わっているか、楽しんでいただけているかは毎回心配ですが、今の自分が出来る範囲で精一杯描きました。とりあえず書き終えられて一安心('◇')ゞ

 

次のお話に向けて頑張ります!

 

え?次回はどうなるか?それは読んでのお楽しみで!


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コメント: 1
  • #1

    クリクリイケメン(〃▽〃)シャイシャイボーイ (月曜日, 09 7月 2018 19:31)

    うあああああーん(இдஇ; )
    電車で読むんじゃなかったああああああー!!号泣してましたああああん(இдஇ; )
    親は1番子どものしあわせを願うもの、でもそれゆえに心配が過ぎて、子どもからするとうるさく聞こえたり、うん、そういう同じ経験というか、反抗のままきありがとうございます。
    汚れ、落ちそうかな?
    ウェットテッシュで拭いてみて、落ちそうなら対応するし、
    落ちそうにないなら値引きで40%オフにして下さい。
    よろしくお願いいたします。ちゃった…あ、プライベート語りですみません…┏○ペコッ
    あああ、思い出し涙がアアア~~
    とにかく、うっかり最新話読みたさにサイトにきてしまったけど、やっぱしサイコーでした!!ありがとうございます(;//́Д/̀/)ハァハァ
    海星さまの成長記録(;//́Д/̀/)ハァハァ
    た、楽しかった…